地域をみつめる「○○推し!」

evening calm Okinawa

 

 

これから見てみようと思っている番組のご紹介です。

 

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NHK「○○推し!」よりスクリーンショット
「命のバトン~若者たちと”ひめゆり”~」と「お茶でホッとしませんか?九州沖縄”お茶王国”」

 

6月20日土曜日の0:00にNHK BS1で、
○○推し!」というシリーズのうち、「九州沖縄推し!」の「命のバトン~若者たちと”ひめゆり”~」と「お茶でホッとしませんか?九州沖縄”お茶王国”」という番組があるようです。
(よく間違えるのですが、これは金曜の深夜放送ですね。)

 

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NHK「○○推し!」よりスクリーンショット
沖縄「命のバトン~若者たちと”ひめゆり”~」の詳細

 

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NHK「○○推し!」よりスクリーンショット
九州「お茶でホッとしませんか?九州沖縄”お茶王国”」の詳細

 

 

今、の気持ちの中には、鹿児島と沖縄のこと、ときどき広島のことが浮かび上がっています。

つまり鹿児島の知覧特攻平和会館と沖縄のひめゆり平和祈念資料館と、広島平和記念資料館と呉の大和ミュージアムのことを思い出しています。
(正確にはひめゆり平和祈念資料館だけまだ訪れたことがありません。)

と言いますのも、蜂の心に「大地から沸き上がるもの」がずっと残っているためです。

辺野古への基地移設のことを考えるなら、沖縄の歴史と現在の防衛についても考えなければならず、必然的に過去の戦争のことも出てくることになります。

すると蜂がこれまでに訪ねた平和資料館で見たものや感じたこと、毎年の夏を中心に戦争ついて知ったことをまとめて思い出す事になります。

戦争の体験者でなくとも、見聞き感じたことを思い出してそれらを元に考えただけでも、感情は動き、体はなぜか痛みます。
(毎年夏にはできる限りドキュメンタリーを見ますが、生々しい映像もあり動けなくなることもあります。)

それらを胸に抱いたまま冷静な思考を保ち、未来を見つける必要があるのが、今心の中にあるテーマだと思っています。

だけど今回ばかりは、感じるものはあっても整理できずに、内面にたまっているものを出せない状態になっていました。

ひめゆり平和祈念資料館は、「一度は行った方がいいよ、涙が出るよ」と勧められたまま、まだ訪れていません。

足を引っ張られるように重く感じた広島の土地を歩くのと同じくらいの覚悟を持って、沖縄を訪ねた方がいいような気がしています。

(マクロの視点で切り取れば、広島県呉市の大和ミュージアムのテーマである戦艦大和も、知覧特攻平和会館のテーマである知覧基地から出撃した特攻隊も、向かった先は唯一の本土戦であり激戦地となった沖縄です。)

(ただ同時に忘れてはならないのは、当時の全体としての日本は他国に手を出して戦争を始めた側であることと、それらを推し進めた肥大化した自我の末路です。)

 

この時期に番組でひめゆり平和祈念資料会館にまつわる話を見る機会があって、なぜか助けられたように感じふっと力がゆるんでいます。

 

あとお茶の時間も関心のあるテーマで楽しみにしています。

福岡の八女のお茶は有名ですが、佐賀や宮崎にもお茶どころがあるんですね。

「大地から沸き上がるもの」でも触れましたが、日本の緑茶は日本の水があってこその味だそうで、日本の本質を体現している存在の1つかもしれません。

そういえば沖縄のさんぴん茶をちらほら目にしていて、飲みたくなっています。

 

(あと広島のエピソードも見てみようと思っています。)

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NHK「○○推し!」よりスクリーンショット
「広島かたすみ食堂『魅惑の昭和レトロスポット』」の詳細

 

 

COVID-19が出てきてから、目まぐるしい日々が続いています。

ビーレエションシップはエッセンシャルワークに近いところにいるんだなと実感しています。

 

そんな中でも今、鳥取県にある大山乳業の白バラ抹茶という抹茶オレを飲むのが小さな幸せです。
(日本の地域もこうしてみると個性にあふれていますよね。)

 

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鳥取県の大山乳業という、乳製品やアイスがおいしいメーカーが製造。
白バラ抹茶、抹茶オレの中でも抹茶が感じられておいしいよ。

 

抹茶オレの立ち上がるような甘さと、舌の両端で感じる苦味が横に同時に広がると、そうそうこれこれ!と思います。

 

甘さと苦さを同時に抱えること。

私たちの周りでは今、1人の人、1つの存在を、善か悪かのどちらかのカテゴリーに分類しないこと、
1人の人(や存在)の中に善も悪も存在しうる複雑さがあることを抱えることが繰り返しテーマとして戻ってきています。
(実は蜂は、このことにも若干圧倒されています。)

抹茶オレの甘さと苦さはそれを思い出させてくれます。

その複雑さを抱えるためにも新しい生活様式には、
継続的なオープンフォーラムと、そのために必要な、分野やスキルの垣根をぼかすこと、公共性の高い経済構造も加えられる気がしたことも思い出します(>)。

 

さて、ちょっと気を緩めて放送を楽しみに待ちましょう。
(平和的な工夫は、避けたい出来事や恐れる相手と同じ波長からは決して生まれません。)

気になる一連の番組は、広島で昭和の下町をぶらぶらして温泉に入って、沖縄で重みのあることに向き合い、九州各地でお茶を飲んでほぐされる流れになるような気がしていて、ちょっと観光気分で楽しみです。

 

ビーレエションシップを探検!