ロシアの女性が作った、カラフルな糸を使った作品が、
ビーレエションシップ刺繍コギャラリーのインスタグラムのフィードに不意に表示され、
蜂の目に飛び込んできました。
伊都が作ったカラフルなマットを蜂はずっと見ているので、突然に見慣れた感じのものが目の前に現れて、
一体何を見ているのか一瞬わからなくなるほど、びっくりしていました。
カラフルなマットはラグで、遠くからしか全体を眺めることができません。
でも、あのパターンが刺繍枠の中に入ると、また違った印象を生んでいて、とても新鮮です。
すてきですね!
右の矢印をスワイプすると現れる2枚目の写真では、刺繍糸をワイングラスに入れている様子がうかがえます。
刺繍糸をワイングラスに入れると、まるでいろんな色を飲み干すような感覚がわいてきます。
これは…、伊都の大好物かもしれません…!
伊都にこの発見を伝えると、
「(他の人もしているということは)私の作ったものも悪くはないのかもね」
とちょっと自信が湧いてきたようで、嬉しそうにしています。
かつて伊都自身がカラフルなマットを捨てようとしていたにも関わらず、やはりカラフルなマットは伊都を支えてくれています。
創造性は伝わる
「ロシアの女性は、これを何に仕立てるんだろう?」と、伊都から職人ならではの疑問が湧いてきたり、
ロシアの方の作品に刺激を受けて、今 燃えて取り組んでいる作品の 次のアイディアが、ピッカーンとひらめいたようです。
そのアイディアを聞いていた蜂は、”創造性は渡り歩くものなんだなぁ”としみじみと思っていました。
長い冬の時間と卓越した技術
伊都はクロスステッチが好きで、蜂はよく、世界の面白い図案を探しています。
その中で気づいたのが、冬の長い地域、例えばロシアやモルドバ、イギリスなどに、素敵なデザインが多い事でした。
その印象をどう言葉にしていいかわかりませんが、細かなデザインと作業にエレガントさを感じ、
刺繍が生み出される量や多様さに勢いを感じます。(特にロシア!)
刺繍人口が多いのでしょうか。
冬が長い地域の人は、ものづくりの技術が洗練されていくのでしょうか??
どんな生活をしていて、刺繍の他にも、どんな作品を作っているんだろうなぁと興味がわきます。
いずれにせよ、暖かな太陽の光に包まれたかのような、ロシアからのカラフルな刺繍。
刺繍は世界中で楽しまれていますね。
みなさんの周りではどうですか?