第2回 ビーレエションシップ工房 開催の記録

-お茶の時間の大切さ-

第1回ビーレエションシップ工房の振り返り

第1回ビーレエションシップ工房では、伊都はパッチワーク柄のクッションの製作の途中で、蜂は主に依頼があったカバー製作の構想を練っていました。

その後二人は別々の場所で、それぞれの課題に取り組んでいました。

さて、その後どうなったのでしょうか。

第2回ビーレエションシップ工房で行われたこと

第2回ビーレエションシップ工房は、五月の上旬に開催されました。

世の中では新しい時代を迎え、新元号令和への期待感と熱気が漂っていました。

天候は例年と違い、涼しい日が続いていました。

そのような中、新しいものを作り出そうとしている人たちがいました。

バッグのお直し

伊都はいつも使っている布のエコバッグの大きさが大きすぎて、使いづらさを感じていました。

蜂が席を外しているすきに、ミシンを納戸から出し、机にセッティングし、エコバッグの大きさを小さくし始めたのです。

ミシンは若い人が両手で持っても重いものです。

もし蜂が伊都がミシンを出そうとしている様子を見たら、慌てて駆け付けたことでしょう。

知らぬが仏と言わんばかりに、伊都はミシンを自分で用意し、さささっとエコバッグの大きさを調節しました。

蜂が戻ってきたときには出来上がっていて、大きさの調整だけでなく、ミシンを伊都が自分で出したことで蜂を驚かせました。

 

すでにあるものを使いやすく調整できる技術は、生活の中で輝く宝のようだなと思います。

「ちょっと大きいから小さくして」

「取れちゃったから、付け直して」

「ここが使いにくいんだけど、何かいい方法がないかなぁ」

そんなことが起きたとき、伊都は必ずと言っていいほど、その願いを叶えてくれます。

以前は掛布団同士がずれるということで、掛布団カバーにホックをつけていました。

お直しできる技術は生活を快適にする技術だなと思います。

 

冬に向けたカーディガン

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目を数えているときに、話しかけちゃだめなのよ

 

伊都は新作のロングカーディガンを編み始めています。

刺繍よりも目を使わない編み物は、伊都の活動に刺繍と交互に出てきます。

 

布の額縁縫い

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蜂は依頼があったカバーの布を調達し、伊都の指導の下で、布の端を額縁縫いに処理しました。

伊都は洋裁職人だったので、布を目にすると、竹の1mの物差しを片手にまるで武士のようにシャキンと歩きます。

蜂はその姿に慌てふためきながらも、額縁縫いが完成するまでの工程をひとつずつみっちりとこなし、角をぴったりと合わせました。

しつけ縫いの状態から、ミシン掛けまで終了させ、次はデザインする工程に入ります。

 

色合わせ

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伊都の刺繍枠はあめ色

 

カバーと同じ布の端で、色合わせの実験をしました。

第二回ビーレエションシップ工房までに依頼主のご希望の色をうかがっていました。

お好みの色と、実際に布に刺してみて合う色を選んでいきます。

時間はかかりますが、結構楽しい作業です。

 

お茶の時間

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ビーレエションシップ工房では、静かに黙々と作業する一方で、お茶の時間はおしゃべりするときです。

ビーレエションシップ工房のときのお茶の時間は、疲れた体をリフレッシュさせるだけでなく、
お互いにどのくらい進んだかを話したり、アイディアを交換したりする時間になります。

お茶の時間を楽しみながら、
一緒に相互作用しながら制作するとき、ビーレエションシップ工房が現れたと言っています。

 

伊都はカモミールティーが好きです。

蜂はミルクたっぷりのコーヒーが好きです。

2人が寒いときに飲むのは、ショウガ入りはちみつ紅茶です。

甘さ控えめのしっとりお菓子があると、この上なく幸せな気持ちになりますが、
いつも食べていると、体に良くないのでときどきにするようにしています。

コーヒーの香りに包まれた部屋でお茶の時間を過ごしてリフレッシュしたあと、
熱気のようなものが再び現れ、もう一度やる気の火がついたり、
新しい角度から作品を見ることができてアイディアが思い浮かぶから不思議です。

 

(このときのお茶の時間にふと思い立って蜂は、伊都のティータイムタペストリーをBLSover70刺繍コギャラリーのインスタグラムにアップロードしました。

すると思わぬ発見があって驚いたのですが、その時の様子は別の回にまわします。)

 

このような感じで第2回ビーレエションシップ工房は開催されました。

さて、次はどんな展開が待っているのでしょうか。

 

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第1回 ビーレエションシップ工房 開催の記録

-ビーレエションシップ工房が現れた-

場所としてのビーレエションシップ工房と、流れとしてのビーレエションシップ工房

ビーレエションシップが始まる前から、メンバーの3人が集まってそれぞれの手芸の課題をすることはあったのですが、
始まって以降は初めて、ビーレエションシップ工房が開催されました。

工房というと、物を作る作業場を意味します。

ビーレエションシップ工房にも、もちろんその意味はあるのですが、それだけではありません。

メンバーがそれぞれ製作中のものを持ち寄って一緒に作業する時間を、特にビーレエションシップ工房と呼んでいます。

これはビーレエションシップという名前の由来からきています。

ビーレエションシップとは、個々人がそれぞれの探索をしながらも、それに基づいた相互作用がある状態を意味しているからです。

ですので、メンバーがそれぞれの日々製作している課題を持ち寄って、お茶の時間を楽しみながら、
一緒に相互作用しながら制作するとき、ビーレエションシップ工房が現れたと言っています。

集まって一緒に製作するときは、工房に熱気のようなものが現れ、やる気の持続度やアイディアのひらめき度がまったく違います。

伊都を師匠とする蜂の手習い

ビーレエションシップ工房の第1回目に参加したのは2人、伊都です。

二人はもともとビーレエションシップのメンバーなので、
「あれ?ビーレエションシップ工房って内輪だけのもの?」と思われた方。

とんでもございません!

ビーレエションシップ工房を内向きのものにするつもりはありません。

伊都は洋裁職人で編み物も刺繍もするプロの領域にいるのですが、高齢のため外に出向いて教えることはできません。
(また伊都は先生というよりも、職人なのです。)

そこで蜂は伊都にみっちり習って、ビーレエションシップ工房の輪が広がり始めたときに、
参加者のわからないところを少しでもサポートできるようになろうと思っているのです。

(またビーレエションシップ工房の参加者同士の相互作用も期待していて、
わかるところを教え合う関係性ができればいいなと思っています。)

第1回ビーレエションシップ工房で行われたこと

依頼品作成の計画

さて、今回の第1回目で行われたことは何だったのでしょうか。

実は蜂はこの時までに、リングチェーンのカバー3匹のミツバチと野生の花のカバーを製作し終わっていました。
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それを見た方から、
「希望のサイズがあるので、この大きさでそのようなデザインと仕様のものを作ってほしい」という依頼を受けていました。

第1回ビーレエションシップ工房開催前までに、その方の大きさや、デザイン、細かな仕様についてのご希望を伺っていました。

それを持って、蜂は伊都に相談しに行ったのです。

まずはどんな生地がよいのか。

図案の作成の仕方はどうするのか。

そのようなことを話し合いました。

伊都は布についてよく知っているので、あいまいになっていた布の選び方のポイントを的確に示してくれ、布の候補が決まりました。

次にすべきことは、その候補を依頼主の方にお見せして、より具体的な大きさ、デザイン、細かな仕様を話し合っていくことになります。

パッチワーク柄のクッション

伊都はこのとき、パッチワーク柄のクッションを製作していました。
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同じ図案でパッチワーク柄のタペストリーを以前に製作してましたが、
今度は自分のオリジナルの組み合わせの色ではなくて、
本にあるとおりにしてみて、どんな色になるのかを試してみるそうです。

蜂が見ていると、同じ図案でも、糸や生地の色が違うとこんなにも印象が変わるのかと驚きました。

だるまの習作

一方の蜂は、だるまを刺繍していました。

蜂が小さいころからあったタオルを見ながら描いただるまを題材に、自分でオリジナル作品を作る流れを作り上げようとしているのです。

またラインステッチの違いによって、どんなふうに光を受けて印象の違いをもたらすのかも試しています。

ハニカムセーター

蜂はもう1つ、総柄のセーターに取り組んでいます。

選んだ柄は、ハニカム、蜂の巣です。

今ようやく、身頃と片袖が出来上がるところです。

総柄模様は、なにせ編み進むのが遅い。

だけどセーターの形が見えてきたら、あと少しだと言わんばかりに、時間を見つけては編むようにしています。

 

さて、このようなことが第1回ビーレエションシップ工房では繰り広げられました。

次回はどんな展開が待っているのでしょうか?

 

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