茶葉が冷たい水と出会って、極上の緑茶になりました🍵!
朝に緑茶を飲む習慣は、伊都から教わりました。
ある夏の夜に、伊都は氷と茶葉で緑茶の準備をしていたのです。
それは蜂の祖父の一周忌の法要の前日のことでした。
法事の後、蜂が余った冷たい緑茶を飲んでみると、その甘さに完全にショックを受けることになります。
熱いお湯でお茶お入れると苦みが出ますが、氷で作ったお茶は甘い。
温度の魔法を知ったのです。
氷でお茶を作るのは時間がかかるので、それ以来、蜂は水出し緑茶を作っています。
数か月前には鹿児島県の知覧でお茶の葉を手に入れました。
知覧は蜂の祖父が好きでよく訪れていた場所です。
なじみのある食材に気づくことはなかなか難しいけれど、一度気づいてしまうと、家族の記憶と結びついていることがよくあるものですね。