THE ALFEE の「希望の鐘が鳴る朝に」は、蜂が中学校を卒業するときに、家族が贈ってくれた曲です。
当時はこの曲を聴くと、なんとなくこそばゆかったです。
人生で大切なことのひとつを、ガツンと、目の前に持ってこられているかのような気がしたからでしょうか。
「素直に生きることは、傷つくことだと知る」
人を疑うことを知らなさすぎる、と家族に言われ続け、
”確かにそうだなぁ…”と納得し始めた今日この頃でも、この歌詞は胸に沁みます。
コロナ禍で年末の年越しができるかどうか、という人のことを思ったとき、
それに対して、懸命に働きかけている人のことを知ったとき、
この曲が再び、心の中に蘇ってきました。
そして、蜂の心の中にずっとしまっていた傷を広げる勇気をくれました。
ロックについて詳しくなくても、エレキギターの音の細やかさや、
仲間に目配せをする温かさ、どこまでも伸びる声に引き込まれ、
ロックの中にある、どこかクラシックな雰囲気とともに、澄み渡る鐘の音が聞こえてきます。
困難な物事に立ち向かう勇気と、透明な気持ちを思い出させてくれる曲です。
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歌詞 高見沢俊彦. (1999) 希望の鐘が鳴る朝に. EXPRESS.
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いつまでも君でいるため
明日をあきらめてはいけない
変わらない君であるため
孤独に負けないで
自分に勝つために!凍える都会に一人
未来の姿が見えない
うずくまったまま
本当の心隠して愚かなことは
目を伏せて何もしないこと
傷つくのを恐れ
大切な愛を見失う暗闇を手探りで
夜明け求め彷徨う
迷路のような毎日を
脱け出す勇気が欲しいいつまでも君でいるため
明日をあきらめてはいけない
変わらない君であるため
孤独に負けないで
自分に勝つために!激しく燃えた恋も
穏やかな愛に変わるよ
見つめ合うよりも
同じ未来見つめたい形あるものすべて
やがて消えてゆくものだから
触れ合って生きよう
今をその日その時代を自由を奪われた鳥籠のような日々
時間の鎖その手で
引き裂く力を持ていつまでも君でいるため
未来に流されてはいけない
どこまでも君であるため
孤独に負けないで
自分に勝つために!負け続けた日々と
泣き明かした夜を重ね
素直に生きることは
傷つくことだと知る今こそ希望の鐘が
鳴り響く朝に生まれ変わる
君だけの生き方がある
明日を勝ち抜いていくためにいつまでも君でいるため
明日をあきらめてはいけない
変わらない君であるため
孤独に負けないで
自分に勝つために!(Ringing The Bell of Hope.
Always because of you. Who is forever mine. To win a future together in joy!
Ringing The Bell of Hope.
Always because of you. Who is forever mine. To win a future together in joy!)