※この記事は2006年5月28日に書かれたもので、「アーツ」の記事のためにこちらに公開されました。
本を書くまでにはいろんなことがあるらしい。
例えばスランプ。
自分が書けないでいるときに友達から著作が送られてくると、余計に嫌になるらしい。
私はつい買う側からしか作者の気持ちを想像しない。
本を書く人は一冊世に出たら、名前を知る人が増えて可能性の門戸が広がるんだろうなぁとか。
それはやっぱり一面にすぎないよう。
今日講演した方は、スランプ中に書いて出来上がった本を「息子」と呼び、本をとる手を見ても、目を見ても、それは愛しそうにしていた。すごく印象的だった。
私もいつか本を書けるようになりたいなあ。
そして世に送り出すとき、どんな気持ちになるのか、体験してみたいと思ったよ。